6月14日(火)の午前に、佐野市長・佐野市教育委員会教育長そして、学校教育課長・教育センター所長の訪問がありました。

4時間目に各学級の授業を視察し、ICT(タブレット端末)等を活用した授業を参観していただきました。

本校は、完全複式校です。今回は、3学級とも、算数の授業の公開となりました。複式特有の「わたりとずらし」の手法や、タブレット端末の有効活用等を駆使した工夫ある授業展開を3学級とも実施し、子供たちが生き生きと学ぶ姿が見られました。

1・2年 算数

1年生は「あわせていくつ ふえるといくつ」、2年生は「長さの単位」の学習を複式で実施しました。

さわやか教育指導員と担任でうまく連携し合いながら、どちらの学年の児童も本時の課題に向かって、集中して学ぶことができました。担任の板書や事前準備等に、「分かる・できる・楽しい授業」への工夫が見られました。2年生は、慣れた様子でタブレット端末を使いながら、意欲的に学んでいました。また、1年生も、電子黒板を見ながら、担任の指示のもと、めあてに向かって学習する姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

3・4年算数

3年生は「長いものの長さのはかり方と表し方」、4年生は「角の大きさ」の学習を複式で実施しました。

担任一人での授業実施ですので、「わたりとずらし」の手法だけでなく、ICT(タブレット端末)を効果的に活用していました。また、ロイロノートを使って、前時の授業を最大限に活かしながらの授業組立がしっかりとなされ、リズムよく授業が進んでいきました。子供たちは、実に楽しそうに、そして、自身の考えを深めながら意欲的に取り組むことができました。自分の意見をはきはきと答える姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

5・6年生 算数

5年生は「小数の倍」、⒍年生は「分数のわり算」の学習を複式で実施しました。

3・4年の学級同様、担任一人での授業実施ですので、「わたりとずらし」の手法だけでなく、ICT(タブレット端末)を効果的に活用していました。授業の終末に参観しましたが、5年生も6年生も、集中をきらすことなく、大変意欲的に学び続けていました。こちらもタブレット端末と電子黒板を駆使した、工夫あふれる授業展開で、児童一人一人の活動量の多さに息をのみました。また、さすが5・6年生、うっとりするくらい美しいノートでした。

 

 

 

 

 

終わりに

今日の学びを、明日に繋げていけるよう、チーム氷室で今後も頑張っていきたいと思います。

本日は、大変お忙しい中での訪問、誠にありがとうございました。関係各課の皆様に、心より感謝申し上げます。