4年理科の学習で秋の生き物の観察をしました。

校内での観察でしたが、春に植えたヘチマは実がどんどん大きくなり、なんと75cmの長さに。

毎年植えていますが、これほど長い実がなったのは初めてかもしれません。

ムクロジは7月に白い花が咲き、そのあとブドウの房のように黄色い実が鈴なりになっていますが、

たいていの実は落ちることなく、来年の春まで木の上に付いたままでいます。

風が吹くとザアッと下に落ちます。その落ちた実は果肉がぶよぶよしていて、さわると液が出てきます。

根元には昔落ちた実が硬くなってあります。実を割ると種があるよ、羽子板の羽根に使われたものだよと言うと

子どもたちはおもしろそうに割りました。「この種を植えると新しい芽が出るんですか。」と聞かれたので

「そうですよ。この根元に生えている草みたいなものがそうじゃないかな。」と答えると、一人の子がそれを抜き、

「先生!」と持ってきました。なんとムクロジの種が割れてそこから芽が出ているのがよくわかりました。

「じゃ、これを植木鉢に植えてクラスで育ててみようか。」と育ててみることにしました。3月まで育ててもし2mくらいまでになったら

犬伏小3番目のムクロジの木になるように植えられるかもしれません。

その他、どんぐり拾いをする間、セミの抜け殻も見つけました。