​ 3月10日が2年生、そして今日12日が1年生の臨時登校日でした。

 登校の様子を見ていると、約2週間ぶりの再会の喜びを身体全体で表現していることがよく分かります。

​ どの学級においても健康観察をはじめ、教室の片付けや荷物の整理整頓を実施しています。

そして、明日から引き続き休校が続きます。

2週間後の24日の修了証の授与にかかる臨時登校日、さらに2週間後の新年度の始業式と、集団感染のリスクを回避するための期間とも考えられる“2週間の期間”を大切にしてほしいです。

 この2週間の期間にやってほしいことがあります。

 それは、2つの整理・整頓です。

 一つは身の周りの整理・整頓です。もし、身の回りが散らかったままにしておくと、4月になって決意新たに何かをしようと思ったときに、まずは片づけから始めなければなりません。それでは、せっかくやる気があっても薄れてしまうものです。

 実は整理・整頓の習慣は、学力向上と深い関係があります。物を整理することは、必要なものと必要でないものを分けるという考えるトレーニングになるからです。さらに、学校生活に規律と秩序をもたらすことにもつながります。

 もう一つは、心の整理・整頓です。心を整えるといってもいいでしょう。

学校では、今の自分と向き合うために、毎日、無言清掃や瞑想の時間を設けています。一日一日をきっちりと振り返ることで、明日への成長につなげてほしいと願っているからです。

 この期間においても、この習慣を大切にし、一日一回、深呼吸をして必ず心を鎮める時間を作ってほしいです。ベッドなどに横になってもいいです。静寂な環境の中で、壁の模様でも見ながら、ひたすらボーっとしてもいいし、頭に浮かんできたことについて、思考を巡らせてもいいのです。

 大切なことは、ざわざわした心を落ち着かせることです。意識して心を鎮める時間を作ることは、これからの皆さんの人生にとっても大切なことです。

 もし、心がモヤモヤしていることに気づいたら、身体を動かして心の整理・整頓をしてみてください。