北中桜の開花宣言
北中学校の桜が開花しました。
14日に東京で桜が開花し、観測史上最も早い開花となりました。佐野市においても平年より早い開花となったようです。来週24日(火)の修了証授与の日には、春の息吹を感じさせながら生徒を迎えてくれそうです。
実はこの春に咲く桜の花芽は、前年の夏に形成されています。
その後、「休眠」という状態になり、一定期間冬季の低温にさらされることで眠りからさめ、開花の準備を始めます。これを「休眠打破」といいます。
そして、気温が上昇するにともなって、花芽は成長「生成」し膨らみ始めます。さらに、気温が高くなるスピードにあわせて、「開花」することになります。
このように、桜の花芽の「休眠」・「休眠打破」・「生成」・「開花」は、秋から冬にかけての気温と春先の気温に大きく関係しているようです。
冬のない温かい国では、日本の桜は美しく咲かないということです。桜は、四季のある美しい日本の国で進化した植物なのです。
「武士道」を著した新渡戸稲造は、「桜は日本固有の花で、国の象徴でもある」ことを英語で世界に伝えてくれました。
これからも、日本のよさを大切にする生徒を育てていきたいです。
登録日: 2020年3月19日 /
更新日: 2020年3月19日