こちらは南校舎と北校舎の間、中庭の様子です。

 

新緑の季節である五月、木々が生き生きと見えます。5月24日午後、中庭の木に、ミツバチがたくさん集まってきました。

 

 

ミツバチがたくさん集まってかたまりのようになっている様子を確認しました。これは「分蜂(ぶんぽう)」と呼ばれるものだそうです。分蜂とは、巣がせまくなった際に、新女王蜂を元の巣に残し、半数ほどの働き蜂と古い女王蜂が新しい場所へ移動することだそうです。 春から夏の天気が良く、気温が高い日に発生しやすいそうです。

 

 

この日は学校行事の関係で、中庭に多くの自転車が駐輪してありました。分蜂に関しての校内放送が入ると、生徒たちは蜂を刺激しないようにしながら、そっと自転車を移動させていました。その際、生徒の安全に配慮して、校長先生をはじめ複数の先生方で見守りました。「分蜂を見たのは2度目です。とても珍しいです。」と話している教師もいました。

専門家のお話によると、ミツバチは、数日も経たないうちに別の場所に移動するそうです。人が刺激をしなければ、ミツバチが攻撃してくることはないとのことです。春から夏にかけての使者を、優しい気持ちで見守りました。

※ 5月29日(日)現在、「分蜂」はすでになくなっています。