今日の避難訓練は、佐野警察署の署員を招聘し、不審者が学校に侵入したことを想定して実施しました。

 今から18年前、大阪の小学校において、小学校1・2年生が学校に侵入した男に殺傷される痛ましい事件が起こりました。それまで「学校は安全な場所」という思い込みが一気に崩れ去ってしまいました。また、最近では川崎市において、登校時にスクールバスを待つ小学生が男に殺傷される事件が発生しました。

 そのような背景を踏まえ、訓練では、警察への通報訓練をはじめ、机などを活用したバリケードの設置、そして生徒の安全な場所への迅速な避難などに重点を置きました。また、避難訓練実施後、佐野警察署の署員から「さすまた」の使い方の講習を行いました。

 これからも不審者侵入などの不測の事態に対して、自他の安全を考えて的確な判断と迅速な秩序ある行動がとれるようにしていきます。