6年生は、葛生地区の地層や地質、地形について調べるために、東京石灰工業様の露頭見学に行ってきました。まず、研修室で地球の歴史や地層・化石のでき方等について、職員の方から丁寧に説明していただきました。その後、バスで採石場近くの露頭まで移動し、地層の観察や化石の発掘等を行いました。子どもたちは、葛生地区の地層が2億年前にできたことや、かつて葛生が海であったことを知り、驚いていました。また、葛生地区の岩石は主に「砂岩・石灰岩」でできており、石灰岩がセメントなどに加工されていることを学びました。露頭に見られた地層は、長い年月の間に地球内部からの力で、斜めになったり、丸みを帯びたりしていて遠くから見るととてもきれいでした。最後に、地層の中から化石探しを行いました。多くの子どもたちが、すぐに「フズリナ」の化石を見つけ出すことができました。この学習を通して、子どもたちが大地のつくりについて理解を深めるとともに、自分たちの住んでいる葛生の町に親しみ、故郷を大切にする心が育んでいければと思います。東京石灰工業の皆様、大変お世話になりました。