令和5年度 田沼小学校の概要
1 教育目標
子供一人一人の潜在的な可能性を最大限に引き出し、将来の夢や希望を実現できるようにするために、自分の未来を力強く切り開いていく生きる力を育む。
この学校本来のミッションに基づき、我が田沼小学校は【目指す児童像】【目指す学校像】【目指す 教師像】を掲げ、その実現を図っていきます。
私たちは何より、子供一人一人の将来の夢や希望を大切にします。「大人になったら昆虫博士になりたい」「いつか恵まれない国の人の役に立ちたい」といった強い目的意識があるからこそ、子供はそのために必要な学力、体力、道徳性、社会性などをしっかり習得しようとするようになるのです。主体的に学ぶようになると、壁に当たっても諦めずに努力し続けられるようになり、乗り越えていけるようになります。その結果、各自の自己有用感も高まっていきます。現代の日本の子供たちにとって最も大切なこととされているものです。
さらに、自分に自信をもち、心に余裕が出てくると、その分だけ他人への心配りができるようになります。これが将来にわたって必要とされる人間関係形成能力の礎となるのです。
校訓
敬愛 勤労 協同(児童及び教職員が守るべき基本的な指針として、昭和6年に制定)
目指す児童像
- たくましい子 ・・・ 心身ともに健康で最後まで根気強くやり抜き、進んで行動できる子ども
- あたたかい子 ・・・ 相手の立場や気持ちを考え、互いに認め合い助け合うことができる子ども
- まなびあう子 ・・・ 意欲的に学び、互いに考えを伝え合い、より深く考え判断し、表現できる子ども
目指す学校像
学校教育を生涯学習の一環としてとらえ、21世紀に活躍する児童を育成するため、「我が子を通わせたくなるような学校を創ろう」の教育理念のもと、学習指導・児童指導及び特別支援教育を学校経営の柱とし、全教職員の創意・工夫・努力によって、きめ細かな指導・支援に努め、児童一人一人の豊かな学校生活を支え、安全で楽しく、活気に満ちた、信頼される学校を目指す。
夢や希望をもち、誰もがよさを伸ばしていける学校
- 安全で楽しい学校 ・・・ いじめが無く、学習・生活環境が整備されていて、児童が安心して通える学校
- 活気に満ちた学校 ・・・ きちんとしたことばづかい元気なあいさつ返事ができ、児童が意欲的に活動する学校
- 信頼される学校 ・・・ 一人一人が大切にされていて、家庭や地域の願いに誠意をもって応える学校
3 目指す教師像
「人が人を人にする。教職員一人一人がかけがえのない人財である。」という考えのもと、以下の視点で全教職員が教師力の向上に努める。
- かけがえのない一人一人の子どものよさや可能性を見出だし、個性を生かす指導や支援のできる教師
- 子どもの目の高さで感じ、考え、共感的に理解して、教え導くことのできる教師
- 教育専門職としての確固たる使命感と教育愛をもち、その自覚と責任において研修に励むとともに、組織の一員として互いに連携・協力し合って職務を遂行する教師
- 服務規律を守り、自己の職務上の責任をしっかり果たすことのできる教師
4 学校経営の方針
(1) 【チーム田沼】 家庭・地域と共に協働します。
学校を支え発展させてくださった地域に感謝するとともに、【チーム田沼】となって子供たちを育む ために、双方向の情報交換
に努めます。
(2) 【率先垂範】教職員が範を示します。
○時を守り
○場を清め
○礼を正す
(3) 【あんぜん】「安全は全てに優先する」を大切にします。
ア「自分の命は自分で守る」を体得させるために、生活安全、交通安全、災害安全を基本に安全教育を 推進し、子供自ら危険を予測し回避する能力や、他者を守る能力を身に付けることができるようにし ます。
イ安全の視点で校舎内外の施設設備を日常的に点検し、瑕疵については即報告、即対応します。
ウ危機管理の発想のもと、「報告・連絡・相談」を密にし、迅速、的確な対応で安全な学校にします。
(4) 【あんしん】子供たちの目線に立った明るく温かい指導をします。
ア「教室はまちがえるところ・みんなちがってみんないい」を大切にします。
イ児童一人一人の教育的ニーズに真剣に向き合います。
ウ分かる・できる・楽しい授業を提供できるように努めます。
(5) 【田沼っ子のちかい】【児童版行動の指針】の徹底を図ります。
一、 自分からあいさつをします
一、 「はい」としっかり返事をします
+1、 履き物を揃え、身の回りを整頓します
一、 「ありがとう」「ごめんなさい」を言います
一、 立腰し学習にはげみます
一、 友達を大切にします
一、 がまんができる子になります
一、 夢に向かってがんばります
5 学校研究課題
児童の深い学びに資する学校DX ~1人1台端末環境の活用と校務情報化~
(1)学習指導の工夫と改善
GIGAスクール構想により、1人1台端末の利用で児童の発言や考えなどの情 報が瞬時に発信でき、その情報をその場で共有することができるようになった。そ こで、すべての児童が「深い学び」へとつながる思考ツールの1つとして活用する ことができるようにする。また、本校では昨年度から、1人1台端末を活用した授 業を実践してきた。授業の実践は校内掲示板で共有し、他の授業者のスキルアップ を図ってきた。今年度は、さらなる授業者のスキルアップを目指し、1人1台端末 の授業実践を授業者全員が記録し、学校全体での一層の共有化を図る。
(2)校務の情報化の実践
校務の情報化を推進することで、最大のメリットは時間の短縮である。これによ り教職員が児童と関わる時間が確保できることが予想される。そこで、今までの紙 媒体での会議や回覧等にICTを活用したり、アンケート等のデジタル化を図ったりす るなどの校務の情報化に関する業務改善のアイデアを積極的に実践する。
(3)ICT活用状況の調査と広報活動
児童及び教職員に対して、ICT活用がもたらすメリットについて検証を行っていく。 また、学校での実践を市内掲示板、学校webサイト、学年だより等で発信する ことで家庭や地域、市立学校と情報を共有し、実践の深化につなげるようにする。
6 児童数・学級数(令和5年4月10日現在)
学年 | 学級数 | 男子 | 女子 | 合計 |
---|---|---|---|---|
1年生 | 2 | 22 | 22 | 44 |
2年生 | 1 | 17 | 14 | 31 |
3年生 | 2 | 23 | 24 | 47 |
4年生 | 1 | 11 | 17 | 28 |
5年生 | 2 | 22 | 23 | 45 |
6年生 | 2 | 21 | 28 | 49 |
いちょう | 4 | 19 | 7 | 26 |
合計 | 14 | 135 | 146 | 270 |