いよいよ学校再開です!楽しいおうち時間もよいけれど、学校でみんなと学ぶほうが数倍楽しいですね。おうち実験も今回で最後。モノづくりで「霧の実験」を考えました。

前回のラップの実験、レンジで温めている間は、中から空気や水蒸気がラップを通り抜けてふくらんだけれども

チン!とレンジが止まった瞬間から、ラップはみるみるへこんで中は真空に近い状態になってしまいました。

つまり、外の空気はラップを通り抜けて中に入っていけなかったのですね…ラップは空気の通り道が一方向になる「弁:べん」の役目を果たしていました。

実は「霧を作る実験」を行うのに、百均で空気ポンプを買ったら

空気の出口(排気口)と、空気の入口(吸気口)が、一緒!!

空気を入れるのなら、このままでいいけれど、空気を抜くのに使うには、2つの空気の出入り口が2方向でないと連続して押して空気を抜くことができない!!

そこで、先週のラップを思い出して、「弁」を付けてみることにしました。

ポンプを分解して、2つの出入り口に弁を付けました。

では改めて、霧を作る実験です。【用意するもの:2Ⅼのペットボトル、線香、ライター、ガムテープ、空気ポンプ】

まず、ペットボトルの中に少量の水を入れてぬらします。(霧のもとになる水分)

線香に火をつけて(十分注意して。おうちの人とやりましょう)

ペットボトルの中に煙を入れます。(線香の煙の細かい粒子が、霧の粒の芯になります。)

ペットボトルの中の空気を抜きます!するとその瞬間!!

空気を抜く前 空気を抜いた後

あっという間に真っ白な霧が現れます。百聞は意見に如かず。やってみよう!おうち実験。