平成31年度

 

 

学 校 経 営 計 画

 

佐野市立閑馬小学校

 

Ⅰ 教育目標

自立した社会人となるための基礎を身に付けた児童の育成を目指す。

 ◇ 進んで勉強し、よく考える子 (かしこい子)

◇ 思いやりがあり みんなのためにつくす子 (かんしゃの子)

◇ 心身ともに健康で たくましい子  (まけない子)

 

Ⅱ 児童の具体的姿と達成のための視点

具体的姿

達 成 の た め の 視 点

かしこい子

確かな学力の定着  基礎・基本の徹底と学習意欲・学習習慣の形成

創造力の育成        創意工夫と改善への意欲

表現力の育成      豊かな語彙、表現 正しい判断力と実践力

かんしゃの子

あいさつの励行    明るく元気なあいさつ  心地よい言葉遣い

自他の生命の尊重  「支えられて生きる自分」の自覚と他者への思いやり

感謝の心の育成    素直な気持ちと感動する心の表現 公共心と規範意識

まけない子

基本的生活習慣の形成  健康・安全意識の高揚

基礎体力の向上           体位、体力の認知と積極的な体の鍛錬

耐性の育成      粘り強くあきらめない気力とやりぬく態度

 

Ⅲ 校訓 (行動の指針)

本気 ・・・ いつも全力投球

根気   ・・・ 決してあきらめない

やる気 ・・・ 自分から進んで

 

Ⅳ 学校経営の方針

  小規模校の特性を生かし、全職員が意欲と創意を結集して、楽しく居がいのある学校づくりに努める。

1 地域の伝統を尊重し、学習指導要領に基づき、時代に即応した教育活動を進める。

2 自ら学び、自ら考える「生きる力」を育成する。

3 健康・体力の増進を図り、たくましく生きる児童を育成する。

4 道徳の時間や体験活動をとおして、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的

 な実践力を育成する。

5 安全に生活ができるよう、危機管理意識の高揚と実践力を育てる。

6 家庭や地域と連携し、地域に根ざした特色ある学校をつくる。

7 教師の使命を自覚し、児童、保護者、地域の付託に応える職員集団をつくる。

8 小中一貫、小・小連携を推進し、あそ野学園への円滑な接続を図る教育活動を実践する。

9 美しく、うるおいのある環境づくりに努める。

 

Ⅴ 本年度の重点施策

1 確かな学力を定着させるための取組の充実・・「学力向上一改革・一挑戦」の実施 

◇ 主体的で対話的な深いに学びの構築

・「学び合い・高め合う」授業の改善。

          ・「ねらい」と「振り返り」に焦点を当てた授業展開の工夫。

    ・児童の「つぶやき」を大切にした対話のある授業。 

・自分の考えを明確にするための書く場面の設定。

◇ 学びに向かう姿勢の育成

    ・学びの連続性をはぐくむ指導・・・校内一斉テストの実施(年2回)

    ・学習意欲をはぐくむ家庭学習・・・家庭学習の手引き作成、家庭学習強調週間 

          ・立腰指導の意識化

    ・個別指導による基礎・基本の確実な習得・・・朝学習における7学年の支援

    ・読みのアセスメント(MIM)の活用によるつまずきの早期発見、早期対処

   ◇ 読書活動の推進

    ・読書の王様・学年ベスト10冊の奨励、読み聞かせの推進、読書環境の整備

 

2 体力を向上させる取組の充実・・「体力向上一改革・一挑戦」の実施

   ◇ 外遊びを通して主体的に体を動かす習慣つくり

    ・鬼ごっこ、ドッジボール、サッカー、遊具を使っての遊び等

          ・マラソンカードの活用   

◇ 年間を通した「さとやま検定」の実施を通し、耐性とやる気をはぐくむ。

    ・卒業までに全員が  一輪車、竹馬に乗れる

               鉄棒で逆上がりができる

               プールで25m泳げる   これらを達成する

    ・検定上級者の技の披露の場を設定し、やる気をはぐくむ。 

◇ 体育の授業における体力つくりの推進

          ・持久走、基礎体力つくり、ボール投げ、サーキットトレーニングの奨励

    ・自己記録の更新を目指すなど、目標を明確にした練習の研鑽

    ・T・T指導による運動量の確保

 

3 豊かな体験活動を通した心の教育の推進

◇ 母校やふるさと閑馬のよさを学び伝える学習と地域教材の開発

◇ 道徳の授業の充実と実践化

◇ 自然体験、栽培活動、交流活動の充実

    ・自然とのふれあい活動

          ・教科学習と関連した学級花壇の活用

        ・交流活動を通した人間関係つくり(地域の方、なかよし班)

◇ 正しい言葉遣いの指導と実践化

 ・人権に配慮した言動(教師の人権感覚の醸成、日々の指導)

 ・多くの人と関わる場や機会の設定(積極的な外部講師の要請)

 

4 自分と他者が共に安全に生活できる力の育成

◇ 防犯の実践力の育成(1・2年)

◇ 交通安全の実践力の育成(3・4年)

◇ 薬物乱用、携帯電話・インターネット被害を防ぐ力の育成(5・6年)

◇ 自然災害に対応する力の育成(全学年)

◇ 危機管理意識の高揚(下校指導時の担当者による話)

 

Ⅵ めざす教職員像

1 自ら研修・研さんに励み、資質を高める教職員

2 確かな指導力をもち、児童・保護者・地域に信頼される教職員

3 児童とともにふれあい、やさしさと厳しさを備えた教職員

4 使命感をもち、厳正に職務を遂行する教職員