今朝、「花の記念日」を行いました。

吾妻小学校が昭和35年10月~平成29年2月までの56年間、長きにわたり続けたきた行事に「花の交流」があります。

このきっかけは、昭和35年10月11日、本校児童が交通安全の願いを込めアサガオの種と手紙を付けた風船500個を飛ばしました。そのうちの1つ、当時4年生の人見一男さんの風船が10月15日に、神奈川県三浦半島の軽部千代さんに拾われたことです。それから、50年以上も120kmも離れた佐野と横須賀を水仙の花と手紙が行きかうことになりました。千代様は平成10年10月24日に亡くなりますが、長男の道夫様が遺志を継いで花を贈り続けてくださいました。しかし、平成29年2月1日に道夫様も亡くなり、56年の交流の歴史に幕を閉じることになりました。

このように半世紀も続いた伝統行事を忘れないためにも、昨年度「花の記念日」としました。

なお、実施日は千代様の命日である10月24日に近い日といたしました。

【「花の交流」を説明する放送委員】 【各学級で放送を聴く児童】     

  

【記念日に各学級に配布された花】

 

【校舎1階に設置されている「軽部さんコーナー」】

  

【校長室前にある「軽部園」】

本校敷地には水仙の花がいろいろなところで咲きます。軽部さんから贈られた水仙の子孫ではないのかなと思っています。