12月19日(金)、全校生徒対象に特定非営利活動法人「栃木DARC」の方をお迎えして薬物乱用防止教室をZoomによるオンラインで開催しました。
 「栃木DARC」は薬物依存症者とその家族に対して、薬物依存症からの回復支援事業を行うと共に、薬物依存症に関する普及啓発事業を行うNPO法人です。
講話では、薬物依存について、乱用から依存に至る過程、依存症とはどんな病気か、何を失うのか、周囲の反応や、どのような予防策が効果的かなどについて教えていただきました。
 違法薬物の問題は、遠い世界の一部の人のことではなく、自分たちの身近にある問題です。SNSの利用などによって、どこでも誰もが危険にさらされる可能性があります。そして、一度違法薬物に手を出してしまうと、そこから抜け出すのはとても大変とのことです。家族や友人、職場の人など、たくさんの人に迷惑をかけるとのことです。また、薬物を使用し事故や事件を起こすなどして、全く関係ない人を巻き添えにすることもあります。
 生徒の皆さんには、この問題は他人事ではなく自分のこととしてしっかり考え、違法薬物を使用することが絶対ないよう生活してほしいと思いました。