6年生が5月9日(木)に、佐野市郷土博物館で体験学習を行いました。

まずは木の実つぶし体験です。

石を使ってドングリの実を粉にします。

一人3個ずつを粉にしましたが、なかなか順調に粉にすることができました。

しかし、3個のドングリでは手のひらに乗る程度の粉しかできません。団子やクッキーを作るにはどれだけの労力が必要かが体験できました。

続いて火起こし体験です。

マイキリ型の火おこし器で種火を起こします。

博物館の先生は、いとも簡単に火をつけていました。

さて、吾妻小の子どもたちは…

なかなか苦戦しているようです。

担任も一生懸命に火起こしにチャレンジしています。

 

全員とはいきませんでしたが、火をおこすことができました。

今はマッチやライターで簡単につく火ですが、昔の人々はやはり苦労して火を手に入れていたかが分かりました。

 

続いて展示室の見学をしました。

佐野市内の古墳や出土品など、身近な地域の縄文や弥生の様子について知ることができました。

関東に4つしかないという鉄製武具の出土品なども実際に見ることができました。

 

最後にスライド学習です。

今日の学習をスライドで振り返りました。

佐野市にも、3万年以上前から人々が住み、生活していたことがわかりました。

代表2名に、実際に出土した弥生土器を手にしてもらいました。

意外と軽かったようです。

最後に、全員で出土した土器を触らせていただきました。

 

今日は教科書では学べない実際のものに触れ、遥か太古に思いを寄せることができました。

歴史の授業も始まったばかりですが、これらの体験を生かしながら学びを深めていきたいと思います。