2月9日(木)、3年生は、多田小学校の3年生とともに佐野市郷土博物館に行きました。バスを降りると、勉強した田中正造の像を発見し、歓声を上げていました。博物館の茂木館長が出迎えてくださり、展示物について楽しくお話しいただきました。昔の学校の様子を展示したコーナーでは、下駄箱の由来となった下駄姿の子どもたちの姿や机とつながった椅子など、興味深そうに説明を聞いていました。後半の昔の道具体験では、2時間もかけてご飯を炊いていた話や、食事は一人一人が箱膳を使って食べて、使ったお茶椀は最後にお湯を入れて洗い、使ったお湯は飲んでしまうという話など、昔の人の苦労や無駄をなくす知恵などについて学びました。その後道具を手に取って体験し、その重さや感触を実感していました。

 子どもたちは、熱心に話を聞き、とても積極的に発言し、進んで体験しました。最後の「ありがとうございました。」の元気の良さに、博物館の方もおどろいていらっしゃいました。今後の学習に向けてとても良い体験となりました。