授業中に教師から「質問のある人はいますか?」と言われたものの、誰一人として手を挙げないときがよくあります。

 念のため、「じゃあ、〇〇さん。ここ説明してくれますか」と尋ねてみても、あまり理解できていないので、小さな声で「分かりません」と下を向いてしまった・・・。

 日本の学校では、よく見られる光景です。

 この背景には、他人の視線を気にしすぎなどと言われています。「あんなことまで知らないのか」と・・・。

 質問は、頭の”悪さ”を証明するものではありません。どんなに”頭のいい人”にも分からないことはあるものです。

 実は、質問はその人を主体的にします。人生をポジティブにしてくれます。

 今、これが分からないことを正直に認め、質問をすることによって前に進んで行くのです。

 今日の放課後の質問教室では、多くの生徒が”小さな勇気”をもって質問をしていたようです。

 必ず明日のテストに生かされることを確信しています。

 がんばれ北中生!