4年生の社会科「渡良瀬川と田中正造」の学習では、田中正造翁が足尾銅山鉱毒事件の解決に尽力したことや、正造翁の功績を称え、5つの分骨地が作られたことを学びました。
 2月1日(月)には、スクールバスを利用して、3つの分骨地である春日岡山惣宗寺と雲龍寺、田中霊祠に見学に行きました。春日岡山惣宗寺では、住職さんに田中正造さんについてお話をお聞きしました。本葬では、約2万人もの人々が参列したとのお話がありました。本殿や東照宮を参拝することができました。

 

 雲龍寺では、見学に同行してくださった篠﨑様にお話をいただきました。雲龍寺近くでは、鉱毒の被害に苦しんだ農民たちが国会へ抗議の行進を計画していたそうです。そのため、ここにお墓が建てられたそうです。

 

 田中霊祠の近くには、正造翁が農民と共に最後まで移り住んだ谷中村がありました。自分の信念を曲げずにやり遂げることの難しさや大切さについて、お話を通して学びました。

 

 今回の見学を通して、郷土の偉人である田中正造翁についての理解を一層深めることができ、4年生にとっては貴重な体験学習の機会になりました。