社会科の学習の一環として、今、学習している「きょう土につくした人びと」から田中正造にゆかりのある場所、そして「水害からくらしを守る」から秋山川の復旧の現状や吾妻排水機場の見学を行いました。

田中正造旧宅では、館長さんからたくさん示唆に富むお話をいただきました。子どもたちは学習してきたことを確認したり、初めて見た生家の中の様子に驚いたりしていました。正造の当時の生活ぶりに思いをはせることができました。

   

惣宗寺(厄除け大師)や雲龍寺では、正造のお墓の場所を見学し、多くの人々が正造を慕ってお墓を建てたことを再確認しました。雲龍寺では、住職さんのご厚意で救現堂の中も見学することができました。「現在を救い給え」と正造が祈ったことに由来すると言われているそうです。

  

1年前の水害から復旧してきた秋山川の川底の様子、新しい堤防、これから工事をする予定の場所などをバスの中から見学し、現状を知ることができました。また、吾妻排水機場を見学し、大水のときにはポンプを使ってたくさんの水を渡良瀬川に流すしくみを学ぶことができました。

  

半日の校外学習でしたが、多くのことを見聞きし、主体的に学ぶことができました。これからの学習へとつなげていきたいと思います。