12月7日(水)の授業参観の前に、支援学級で収穫したじゃがいも(キタアカリ)の販売をしたいと思っています。キタアカリは男爵などと比べて、一株あたりの収穫量がかなり少ないようです。また、秋植えのものとしてはとても珍しいです。今回は9月に、4Hクラブの方に協力していただいて植えた物を、12月1日、2日に収穫しました。この季節には珍しい、新じゃがです。1パック100円で販売します。来年度の作業学習で植える種芋を購入するためにご協力いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

 キタアカリの表皮の色や形は男爵とよく似ていて扁球形でゴツゴツした感じです。違いはよく見ると目の部分がほんのりと赤みがあるのが分かり、ここで見分けが付きます。芽は赤紫色なので、出ていればもっとよく分かります。

 果肉は男爵よりも黄色く、肉質は粉質で、加熱調理するとホクホクした食感が味わえます。また、男爵よりも甘味が強いのも特徴です。この色や甘さなどからクリジャガイモなどとも呼ばれ、人気が高くなっています。写真は皮ごと茹でてから皮をむき、軽く押しつぶした状態です。粉質でほくほくしている様子が分かると思います。

 キタアカリは加熱調理するとホクホクするタイプで、甘く香りも良いのでシンプルにジャガバターにしたり、フライにするととても美味しいです。逆に、粉質のため、煮崩れしやすいと考えた方が良いです。煮物に使う場合はとろ火でイモが踊らないように注意しなければなりません。粉ふきイモやポテトサラダにもお勧めです。

 おいしく食べていただけたらうれしいです。