出品していた防犯ポスターが返却されたので、昇降口に掲示しました。防犯といっても、盗難、ネット犯罪、詐欺、未成年の飲酒・喫煙、いじめなど、テーマは多岐に渡ることがわかります。それぞれが自分の決めたテーマについて調べて何がだめなのかや、防ぐためにはどうしたらいいのかを訴える作品を描きました。

　赤見中の生徒たちの素晴らしいなと思うのは、友達の良いところを探すのがとても上手であることです。掲示した途端にみんなが集まってきました。

　「色の塗り方がとても丁寧だね。」「この手がすごく訴えてきてるよね。」「私も断るのが苦手なんだよね。断るのって本当に大切！」など、絵の描き方についてや、主題についてなど、口々に感想を言い合いながら見ていました。

　特に、佳作に入選した作品については「本当に見られているみたい！」「こんな目で見られていたら、悪いことできないね。」「この人の目はすごく美しい目に違いない！」など、多くの感想を聞くことができました。友達の作品を見て、「自分もこんな発想ができたらいいな。」「こんな風に丁寧に描こう。」と思ってくれたようで、とても良かったです。