今日は「熟字訓」。「熟字訓」とは、漢字2字以上の熟字全体に、日本語の訓読みをあてたものをいいます。例えば、「小豆」は小さい豆という意味から「あずき」とよみますが、小があ・豆がずきというわけではなく、漢字2字の熟字で「あずき」と読みます。漢字を組み合わせて、日本独自の読み方を付けたものです。「国字」についての学習とクイズを①で掲載しましたが、昔の日本人の優れたアイディアですね。

 では、今日の問題です。

  次の「熟字訓」は何と読むでしょうか?

    問1)果物    問2)時雨    問3)足袋   

    問4)日和    問5)浴衣

 

 さて、昨日の答え合わせです。きちんと漢字で書けましたか?

   問1) 福沢(ふくざわ ゆきち)   と間違えないようにしましょう!

   問2) 夏目(なつめ そうせき)   と間違えていませんか?

   問3) 聖徳(しょうとくたいし)   ではありませんよ。

 追加問題です。この3人には共通点があります。気付きましたか? 3人とも、紙幣(お札)の肖像になった人物です。調べたところによると、福沢諭吉は1984年~1万円札、夏目漱石は1984年~千円札、聖徳太子は1930年~百、千、5千、1万円札になったそうです。これまでの紙幣の人物も調べてみませんか。2024年には新紙幣が誕生する予定です。

 明日の出題は休みます。問題を考える時間を少しください。田沼東中学校の皆さん、コロナ対策で大変なこともありますが、1日も早く日常の生活を取り戻すためにワンチームで頑張りましょう!ファイト!