Let's study! Let's challenge! ⑳ 「共通の言葉」&命といじめ
梅雨に入り、雨が降ったり、35度近い猛暑だったり…。学校再開から2週間が過ぎ、授業も部活動も徐々に本格的になってきました。新しい学年・学級にも慣れた反面、疲れも出始めている頃ではないでしょうか。早寝・早起き・朝ごはん、検温など心掛け、自己の体調管理に努めましょう。
先週行われた今年度初めての避難訓練、そして、地域の輪業の方々の御協力を得て行われた自転車点検。300台を超える自転車を暑い中点検してくださった皆様、本当にありがとうございました。どちらも皆さんの大切な命を守るための重要な取組です。
今週は全校学活の時間を設け、いじめについて考え、議論し、クラスのいじめ0宣言を考える授業が一斉学活として行われました。これもまた命や人権にかかわる大切な授業です。皆さんの「自分を大切に、相手を大切に思う心」が、「安全・安心で」「一人一人にとって明日が待たれる学校」をつくるのです。
さて、今日の課題は「共通の言葉」を見つけようです。例を見てください。くじに当たる、日に当たる、予想が当たる、つらく当たる。□に共通に入る言葉は、当たる です。
例) くじに□、日に□、予想が□、つらく□
では、問題です。4つに共通する言葉を探しましょう。
問1) うわさが□、席を□、波が□、湯気が□
問2) 目を□、水を□、愛情を□、火に油を□
問3) 意表を□、鼻に□、目に□、足が□
前回の⑲「故事成語」の答え合わせです。
問1)矛盾(むじゅん)=つじつまが合わないこと。
もとになった故事は「韓非子」にある話です。楚の国に矛と盾を売り歩く者がいた。自分の矛と盾をほめて「この矛は、どんな盾も突き通す鋭い矛だ。」また、「この盾は、どんな矛も通さない丈夫な盾だ。」それを聞いていた人が「では、その矛でその盾をついたらどうなるのか?」と聞いた。売人は何も答えられなかったという。
問2)五里霧中(ごりむちゅう)=どうしてよいのか迷い、分からなくなること。
もとになった故事は「後漢書」にある話です。後漢に張楷(ちょうかい)という人がいた。この者は、五里四方の広い範囲に霧を立ち込める術が使えた。人に会うのが嫌いな張楷は、人が来るとこの術を使い姿を消したという。
問3)羊頭狗肉(ようとうくにく)=見かけだけ立派で、中身がないこと。
もとになった故事は「無門関」にある話です。店先に高い羊の頭をぶら下げて客を引きつけ、実際には安い犬(狗)の肉を売っていたお店があったという。
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