4/24(金)、技家農園を開拓しましたが、同じ日に2年生のレジナ栽培にむけて苗床を準備していました。授業が開始されてから種を蒔いていると、だいぶ遅いため、苗の状態から育成してもらえればと思ったためです。しかし、今回の延長で1ヶ月の休業に。この間にだいぶ成長することが予想されます。少しの間、成長の様子をみながら栽培記録をつけていきたいと思いますので、授業開始後の参考にしてください。

 

 5/1(金) 天気:曇りのち晴れ 気温:27℃

 

 4/24(金)にレジナの種を蒔きました。今回、土にはトマト培養土というトマトの栽培に適した土を用いました。培養土とは植物が育つのに適した土で、肥料や成分調整、保水性などを考慮した土になっているものです。また、セルトレイを用いて苗をつくっています。セルトレイとは、小さなスペースで区切られた容器です。成長後、配布しやすいようにセルトレイを用いました。セルトレイの特徴は、少ないスペースでも育つ苗や、早いうちに植え替える苗を育てるときに使うのが一般的です。ただ、土が少ない分、水が足りなかったり、根詰まりを起こしたりして、苗が枯れてしまうこともあるので注意が必要になります。

 種を蒔いてから1週間たちますが、まだ発芽していません。発芽温度は20℃~30℃くらいですが、コンクリートの上でもあり日当たりもそこまでよくない場所なので、もう少しかかるかもしれません。発芽していないので、種を蒔いた時の土の様子も記録しておきます。今回はトマト培養土を使いました。ヤシガラ繊維が入っているためか、とてもふかふかの土でした。木片も入っていて、セルトレイには多少邪魔になることもありましたが、取り除けば問題ありません。臭いもお伝えしたかったのですが、記憶が・・・。授業が再開したら、五感も使って、いろいろ観察してみてください。味覚はダメですが。

 失敗談

 実は種を蒔いた後、動かそうとしたらセルトレイが破壊。持ったところが土の重みに耐えきれず破れてしまいました。土がこぼれてしまった部分はあるものの、多少は残ったので活用することに。育てる場所で準備するのがいいと分かった経験でした。