10月20日(火)

 人権教育研究発表大会が本校で行われました。本校は平成30年より佐野市教育委員会の指定を受け、3年間「生徒一人一人にとって明日が待たれる学校の創造」を研究主題に、人権教育の研究を進めてきました。コロナ対策のため、御招待者を制限しての開催でしたが、これまで御指導をいただいた佐野市教育委員会の皆様や校長先生方、人権教育教科指導員の先生方の御参会を賜り、道徳、社会、学活の研究授業及び全体会を行いました。

1年の道徳科では、『むかで競走』の題材から「明日が待たれる学級とはどんな学級か」を考えました。

 

社会科の授業では、明治維新の単元から「解放令」はどのような意義があったのかを、グループ協議を入れながら6つの立場から考えました。

 

学活では、「情報通信機器の光と影」と題し、中学生のスマートフォンの利用について、ディベート形式で話合い、考えました。

 

 これまで御指導いただいたことを活かしながら、どの授業も、温かな雰囲気の中で、自分の考えをしっかりと書き、発表し、話し合うなど、生徒の生き生きとした活動が見られました。

 体育館での全体会では、教育長様の御挨拶を頂戴した後、3年間の研究や取組について、研究主任や各部会長から説明がありました。

 

 学校教育課長様から講評をいただき、最後に校長が謝辞を申し上げ、閉会となりました。

 研究は終わりではありません。今後も、生徒の自己肯定感の高揚と、個と集団の成長を視点に「生徒一人一人にとって明日が待たれる学校の創造」を目指していきたいと思います。