これまでの学習で、ストロー笛や音楽室の楽器を観察することで、音が出る時、ものが振動していることが分かりました。今日は紙コップに糸をつけ、その先に薬さじをぶら下げた装置を作って実験をしました。紙コップの飲み口の方を耳に当てて、ぶらさがった薬さじを指ではじくと、まるでお寺の鐘をついたように、金属の響く音が聞こえます。そして、音が響いている間に糸をつまむと、音が止まってしまいます。なぜこのようなことが起きるのか子どもたちに問いかけると、「薬さじの振動が、糸を伝わって聞こえた。」「糸をつまむとふるえがなくなっちゃうから聞こえない。」などの答えが返ってきました。離れたところにあるものの振動が耳まで伝わることで音が聞こえるということが分かりました。