6月8日(木)。6年生は校外学習で、佐野市郷土資料博物館へ行きました。

《常設展示の様子》

石器時代の生活についての説明を聞いたり、古墳時代の遺跡から出土したものを見たりしました。

      

《講座室での学習の様子》

出土した副葬品の説明を聞いたり、実物の土器にふれる体験をしたりしました。

        

《古代人の生活体験の様子》

石皿と磨石をつかって木の実(どんぐり)をつぶす体験や、まいぎり法による火起こし体験をしました。

          

 

《子どもたちの感想》

実際に火起こしやどんぐりを潰したりして昔の人はすごいなと思いました。どうしたら火は起こせるのかやどんぐりをどう食べるかなどの現代人じゃ思いつかないような野生の発想、知恵と工夫に驚きました。 今回、見学に行ってたくさんのことを学ぶことができました。驚いたこととして、佐野市からもたくさんの縄文土器や弥生土器・刀や鎧が発掘されていていたことです。あと、農作物用と古墳の時の形が違かったり、土器の中に人の骨や歯、使っていた首飾りなどが発見されたこともです。たくさんの発見ができて良かったです。火起こし体験は、リズム感がとても大切で、火の粉が出たタイミングも見ないといけないので、少し大変でした。でも、コツを掴むと、煙が出るところまで行くことができました。今回、火がつかなかったので、またやる機会があったら、今回のことを生かしてやりたいと思いました。次に、どんぐりをすりおろす体験です。どんぐりは、思ったよりも固くなく、サラサラの粉にすることができました。石の角度を変えてみたり、色々な工夫をしました。楽しかったです。今回の郷土博物館見学を社会の歴史に活かしたいです。今日は、ありがとうございました。

 

私は、社会が正直言って苦手でした。ですが、この体験を通して、少しずつですが、好きになりました。どんぐりをすりつぶす体験では、昔の人々は、今と比べ、とても苦しい生活をして食料を作っていたのだと知りました。火起こしでは、何回も考えて、成功したときの達成感が素晴らしかったです。実際に展示物を見て説明を聞くときには、佐野はすごくいいところだと感じました。八幡山古墳出土では、昔はこういうかっちゅうを着ていたんだ!?とびっくりしました。最後にスクリーンを使って説明を聞いて、本物の土器を触ることのできた体験は、非常に大切な体験でした。この経験をこれからの学習に生かしていきたいです。

 

とても楽しく充実した校外学習だったようです。今回学んだことを、これから学習する歴史の授業や日常生活に活かしてほしいと思います。

佐野市郷土資料博物館の皆様、ありがとうございました。