新年を迎えた1月1日の午後、石川県能登半島沖を震源とする地震が発生し、石川県をはじめとする北陸地方に大きな被害をもたらしました。その後の津波や火災により多くの人命も失われました。被災した皆様に改めて哀悼の意を表したいと思います。

 くしくも昨日は阪神淡路大震災から49年目となる日でした。本県においては、今回の地震による大きな被害はありませんでしたが、2011年の東日本地震を思い出すと他人ごとではありません。いつ起こるかわからないのが地震です。被害を未然に防ぐことは難しく。起こった時、被害を受けた時どう対応していくかが大切になってきます。本校でも毎年地震に対する避難訓練と併せて、災害に対する対応を学ぶ防災教室を実施しています。今後も折に触れて防災教育の推進を図っていきたいと思います。

 そして何より今回大きな被害を受けた地域の方々がいち早く復興されることを願いたいと思います。本校では、先週の金曜日から児童生徒会と福祉委員会が中心となり、毎朝、義援金の募金活動を行っています。児童生徒や教職員、そして保護者の皆様から多額の義援金が集まりました。多くの善意をいただきましたことに対して校長としても改めてお礼申し上げます。今後、復興に生かしていただけるよう赤十字等を通して被災地に送りたいと思います。