本校では、人が幸せに生きるための権利である『人権』について深く考えることを目的に12月1日(木)~9日(水)までを人権旬間としています。先週金曜日にはこの一環として国立アウシュビッツ博物館で日本人唯一のガイドとして働いている中谷剛様をお招きし、お話しをいただきました。ポーランドでの約30年の生活を基に中谷様が感じたヨーロッパの方々の人権意識の実態についてお聞きすることができました。先生のお話からヨーロッパの方々は先の2度の戦争から『人権意識を高める』ことが大切でありまた、人権意識の高まりにより『傍観者』であることを恥じる文化が根付き始めているという話をお聞きしました。様々な経験に基づいたお話しはとても説得力のあるものでした。中谷様ありがとうございました。(写真は、今回の講話に向けて図書館に作った『アウシュビッツコーナー』です。今回の講話をきっかけにこれらの図書への関心が増えているようです。)