例年より少しだけ長い冬休みが終了し、本日から学校再開となりました。保護者・地域の皆様、改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年は『卯年(うどし)』です。兎(うさぎ)が跳躍するように飛躍の年となるよう、職員一同頑張りたいと思います。引き続きのご支援・ご協力をよろしくお願いします。以下、本日の冬季休業明け集会で児童生徒にお話しした内容を掲載させていただきます。まだ、コロナ禍ということもあり、5年生以上が体育館で、1~4年生は教室でのオンライン集会となりました。寒の入りとなり、寒さが一層厳しい時期です。コロナとインフルエンザの同時感染も心配されます。子ども達の健康管理にも十分注意をしていきたいと思います。

冬季休業明け集会 校長講話 ⇒ 今回はプレゼンを利用してのお話になります。

 児童生徒の皆さんおはようございます。例年より少しだけ長い14日間の冬休みが終わりました。楽しい冬休みが過ごせましたか。お正月にはお年玉をもらった人もいると思います。たくさんのお年玉をもらえたでしょうか。さて、今年は「兎(うさぎ)年」です。今年12歳になる5・6年生の中には兎年の人も多いかと思います。ちなみに私も兎年です。今日は「兎(うさぎ)年」とはどんな年なのか。についてお話をしたいと思います。さて、ウサギというと、みなさんはどんなイメージをもたれるでしょうか。ウサギは草食動物です。警戒心が強く、早朝や夕方に活発に活動します。また、犬や猫のような鳴き方をしないので、最近はペットとしても人気が高くなっているそうです。イメージとしては、良い意味では、おとなしい、かわいい、悪い意味では、臆病、悪賢い、愚か などと幅広いのではないかと思います。

 では、ここで「ウサギ」に関する問題を皆さんに出します。

 第1問です。「ウサギはどう数えますか?」
 A 一匹 B 一頭 C 一羽   正解 C(一羽)

 ウサギの肉はとてもおいしいそうです。昔から、ウサギは狩猟・捕獲の対象であり、食肉としても用いられてきました。しかし、獣を口にすることはできなかった僧侶が、食べてもいい鳥に見立てたという説が有力です。また、ウサギの耳が大きく羽に見えるという説もあるようです。昔からウサギは人間にとって身近な存在であったようです。ウサギの特徴を捉えた慣用句も多く存在します。たとえば、「ウサギの耳」といえば、地獄耳(一度聴いたら忘れないこと)のことですし、「ウサギの昼寝」は、油断をして思わぬ失敗をすることです。「ウサギとカメ」の話にありました。「ウサギの上り坂」なら、物事が早く順調に進むことになります。あくまで人がウサギに対してもつイメージを踏まえたものですから、ウサギには迷惑な話かもしれませんが、こうしてみると、ウサギはとても人間的な動物だといえそうです。

 つづいて 第2問です。 「ウサギのジャンプ力は」
 A 高さ10cm 横50cm B 高さ50cm 横100cm  C 高さ100cm 横200cm  正解 B(高さ50cm 横100cm)です。

 本校で飼っているような小型のウサギは、垂直方向で50~60cm、水平方向では約1mの跳躍力があるそうです。「なんだ」と思った人も多かったと思います。ひとやカンガルーと比較すると「たいしたことない」と思うかもしれませんが、体重1kgあたりで考えると垂直方向で人の10倍、水平方向で約5倍になるそうです。

 ウサギには「跳ねる」という特徴があります。跳ねる、すなわちジャンプ、兎年は飛躍すると言われています。また、兎年は「卯年」とも表します。この「卯」という文字は植物の葉が生い茂るという意味があるそうです。大きく飛躍し、生い茂る年が今年です。9年生の皆さん、いよいよ4月からは高校生です。他の皆さんも4月からは学年が上がります。4月からの進学・進級においては、是非大きく飛躍してください。この3か月間はそのための準備期間です。

 2023年、令和5年、兎年、兎年は十二支の4番目です。本校、あそ野学園も今年、開校4年目を迎えます。今までの積み重ねをもとにさらに学校が大きく飛躍し栄える年にするために一緒にがんばりましょう。以上、あいさつとします。