快晴の空の下、令和5年度がスタートしました。昨年に続き、校長として務めさせていただくことになりました谷 直人です。今年度の児童生徒数は804人、職員数は83人です。昨年度より少しだけ児童生徒数は減少しましたが、佐野市内の学校としては一番の児童生徒数となります。今年度も「あそ野学園は、みんなが学び、みんなで育つ、みんなの居場所です。」を合言葉に学校経営を進めてまいります。保護者・地域の皆様には引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いします。以下、本日の始業式での講話を掲載いたします。今年度、校長としてどんな学校にしたいかを児童生徒及び教職員に話してみました。

 【始業式 校長講話】

 みなさんこんにちは。新しい学年が始まりました。今どんな気持ちですか?
 先生は、今、とてもうれしい気持ちです。理由は二つあります。一つは、春休み中に事故なく過ごせた皆さんとこうしてまた会えたことです。
 もう一つは、マスクをはずした皆さんと、これから過ごしていけることです。修了式で、お話ししましたが、4月から学校ではマスク着用を求めないことになりました。コロナウィルス感染症による命の危機が弱まったことによるものです。マスクのない、皆さんの素敵な笑顔にたくさん出会えることがとてもうれしいです。皆さんのたくさんの笑顔を見て、たくさんの名前を憶えていきたいと思っています。
 なお、花粉症の人、まだとるのが恥ずかしい人もいますから、マスクは、はずさなくてはいけないことはありません。はずす、はずさないは各自、各家庭での判断となります。けして、無理強いすることのないようしたいと思います。

 さて、今日は始業式です。始まりにあたって、あそ野学園にどんな学校になってほしいのかをお話ししたいと思います。これまでも話してきましたが、三つあります。
 一つ目「みんなが学ぶ学校」です。児童生徒の皆さんだけではなく、先生方、保護者・地域の方々も学ぶ学校です。誰かに答えを教えてもらうだけではなく、友達やいろんな方のお話を聞いて、自分としての答えを見つけることが「学び」です。いろんなことに興味を持って、「なぜ、どうして?」を解決していきましょう。
 二つ目は「みんなで育つ学校」です。あそ野学園は1年生から9年生が過ごす義務教育学校です。運動会、あそ野祭、マスゲーム発表会などあそ野学園ならではの取り組みがたくさんあります。様々な体験を通して、我慢すること、協力すること、思いやること、などを学んでください。そして人として育って欲しいと思っています。
 三つ目です。「みんなの居場所」になる学校です。今年度、あそ野学園の児童生徒数は804人、佐野市で一番児童生徒数の多い学校になりました。「All for one ,One for All(ひとりはみんなのために、みんなは一人のために)」というキャッチフレーズがあります。全員が、居心地のいい学校を作ろうという思いをもって、自分のできることを考えて行動していきましょう。
 今年一年、「あそ野学園は、みんなが学び、みんなで育つ、みんなの居場所です。」をスローガンとして「毎日が楽しい」と思える学校を一緒に作っていきたいと思います。皆さんの一年間の活躍と成長を大いに期待しています。以上です。