27日に避難訓練が行われます。今回は何時頃やるのかはわからない状態で行われます。そのため、あらゆる場面を想定して確認と練習を行いました。いつも訓練のときに火元になりやすいのが調理室と理科室です。しかし、これからの時期は教室で暖房も使うので、どこが火元になるのかわかりません。まずは教室でおきたらどうするかを確認した後に、実際に廊下に出て「ここで、そこが火元だったら?」「あそこが火元だったら?」といくつか火元を想定し、どちらに逃げるかを確認しました。

次に、突然「地震だ!」と声をかけたときにダンゴムシの格好(頭を抱えて丸くなる)ができるかをやってみました。

次に、階段へ移動しました。すぐに踊り場や廊下に移動できるところならばそうしても良いかもしれませんが、どうにもならないときは手すりに捕まって丸くなることを確認しました。

次に図書室に移動しました。図書室ではいつもと机や椅子が違うので、どうしたら良いか戸惑う様子が見られました。しかし、椅子を引き出して机の下に入り、頭を守ること、机の脚などを持って安全な位置を確保することなどを改めて確認しました。先生が机をガタガタと揺らすと、必死で机の脚を掴む姿が見られました。図書室からは非常階段から避難することになるため、図書室から避難階段に出るための2つの出口を確認しました。

次にトイレです。個室に入っているときに地震が起きてしまったらどうなるんだろう?と心配しながら向かいました。しかし、トイレは窓などが少ないため、意外と助かりやすい場所だと聞いてホッとした表情を浮かべていました。

最後に校庭に出ました。お昼休みに外で遊んでいる時は、ナイターの照明やサッカーゴールなど倒れそうなものがないかを確認して、その場でダンゴムシの格好をします。色々なところを見て回って忘れてしまったのか、しゃがんだだけでキョロキョロしてしまう生徒もいました。実際に地震が起きたときにはパニックになってしまうことも考えられます。何度も繰り返して、とっさに自分の身を守る行動ができるようにしていけるようにしなくては、と改めて思いました。

避難訓練まで、もう少し色々な場所で「地震だ!」と言われたときに身を守る行動が取れるように確認していきたいと思います。とっさの時に自分を守るのは自分しかいないという意識で避難訓練に臨みたいと思います。