今日は、2・3年生みんなで校外学習に出掛けました。2年生は生活科「みんなでつかおう まちのしせつ」、3年生は総合「まちの中のバリアフリーを見つけよう」の学習です。学校からバスを乗り継いで、葛生図書館に行きました。

   

 初めに、図書館の職員の方から図書館について、いろいろなお話を聞きました。本の分類や本の借り方、所蔵冊数、来館者数、図書館で行われるイベントなど、直接話をうかがわないと分からないことをたくさん知ることができました。児童たちは、メモを取りながら一生懸命に説明を聞いていました。

  

 職員の方の説明を聞いた後は、2年生と3年生に分かれ、館内を案内していただきました。普段見ることができない返却ボックスの裏側も見せていただきました。2年生は、本を読むだけでなく学習できる部屋があることや、雑誌や新聞など本以外の読み物が置いてあることに驚いたようです。3年生は、図書館の出入り口に点字ブロックがあること、トイレが広く作られていて手すりがあることなどを見て確かめることができました。

   

 一通り見学した後は、バスの出発時間まで読書タイム。とてもたくさんの本を目の前にしてしばらく迷い、選んだ本をゆったりとした椅子に腰掛けてじっくり読んでいました。読みたい本が見つからない時は、早速教えていただいた方法で本を探したり、図書館の方に聞いたりして目当ての本を手にしていました。また、子ども用の新聞を紹介していただき、読んでいた児童は、漢字が少ないことや使われている漢字に読み仮名がふられていることに気付くことができました。

  

 普段、なかなか見られないものを見たり、話を聞いたりという体験を通して「まちのしせつ」やバリアフリーについて、理解が深まったようでした。