何も見ないでも暗唱できる、自分のお気に入りの詩や文学作品があるというのはすてきなことです。

短く簡単な詩なら、あっという間に暗唱できるようになると思いますが、休みの期間も長いので、ここはちょっと長めの作品に挑戦してみましょう!

欲張らずに小さな段落に分けて、少しずつ暗唱できる部分を増やしていくのがコツです。暗唱できるようになった人は、学校が再開したら校長室まできてください。しっかり言えたらごほうびをあげましょう。

課題は、宮沢賢治の有名な作品「雨ニモマケズ」です。ただ、後半のある部分だけ文字を抜いてあるところがあります。(□の数と文字数は関係ありません。)どんな言葉が入るのか調べないと暗唱が完成しません。頑張ってください!(原文はカタカナ表記ですが、読みやすいように変えてあります。)

あめにもまけず
かぜにもまけず
ゆきにも なつのあつさにもまけぬ
じょうぶなからだをもち

よくは なく
けっして いからず
いつも しずかにわらっている

いちにちに げんまいよんごうと
みそと すこしのやさいをたべ

あらゆることを
じぶんをかんじょうにいれずに

よく みききし わかり
そして わすれず

のはらのまつの はやしのかげの
ちいさな かやぶきのこやにいて

ひがしに □□のこども あれば
いって □□してやり

にしに □□はは あれば
いって その□□のたばをおい

みなみに □□ひと あれば
いって □□と いい

きたに けんかや□□があれば
□□からやめろ といい

ひでりのときは なみだをながし
さむさのなつはおろおろあるき

みんなに でくのぼうとよばれ
ほめられもせず
くにもされず

そういうものに
わたしは なりたい