特別授業第2弾を行いました。
1年生担任の先生に、1年生の教室で、6年生相手にあえて1年生向けの授業をお願いしました。

立派に成長した6年生ですが、6年前、入学したてのころはできないこと、わからないことがたくさんあったはずです。
少しずつ、様々な学習や経験を積み重ねてきて、今の姿があります。
 
1年生のころを思い出すことで、改めて自分の成長をふりかえり、成長を実感してほしいという願いのもと、この授業をお願いしました。
 
 
いつもより低い椅子と机、窮屈さの中にも懐かしさを感じたことと思います。
 

まずは鉛筆の持ち方の学習からスタートです。
 
 
続いて、初めてのひらがな学習です。「4つのお部屋」を使って学びます。
   
「か」「す」「ふ」の書き方の学習を通して、今自分が正しいと思っている書き方と、1年生の時に習ったこととの間にずれがあることに気付きました。確かに、あのころ習ったはずなのに・・・。成長する中で、忘れていってしまうこともありますね。大切な再発見の学習になりました。
 
最後に、1年生の気持ちになって、大きな枠にひらがなで丁寧に名前を書きました。
  
今となっては簡単なことも、当時は一つ一つ時間をかけて、苦労して学んでいったこと、そういったものの積み重ねが今の自分につながっていることを、1年生担任の先生は話してくださいました。

すっかり1年生の気持ちに戻った6年生は、最後は1年生のようなかわいく元気な声で「ありがとうございました」とお礼を伝え、1年生教室を後にしました。
 

今日の学習で使ったひらがな学習のプリントやひらがなで書いた名前は、子どもたちが持ち帰りました。
ご家庭で話題にしていただけるとうれしいです。