3月2日 の5時間目に、5・6年合同で校長先生による特別授業が行われ、楽しい運動遊びを紹介していただきました。

その名も  「ABCDゲーム」

ドロケイの進化版のような遊びで、黄色、オレンジ色、緑色、青色に分けた4チームで行います。

安全地帯としてそれぞれのチームには円形の陣地が与えられ、その中に捕まえた相手を入れたり、落ち着いて周りの状況を見たりすることができるスペースとなっています。(上の写真はミニ陣地を使ってルール説明をしてもらっているところです。)

そして「黄はオレンジに強いが、青には弱い。」「オレンジは緑に強いが、黄には弱い。」「緑は青に強いが、オレンジには弱い。」「青は黄に強いが、緑には弱い。」といった、じゃんけんのような力関係が生まれるルールになっています。

それに加えて、対面する色のチームは仲間、安全地帯も共有できるというルールもあり、捕まえる・追いかけるの流れが一方的にならず、仲間を利用して苦手な相手を追い払ってもらうといった関わりも生まれるような仕掛けになっています。

これにより、なかなか怖くて陣地の外に出られない子でも、周りの状況を見て、対面の安全地帯に走りこむ「いけた!」という感覚や

周りの状況を見て「走ることができる」という判断の要素も取り入れられていて、

頭を使いながらたくさん走り、時間を忘れて夢中になって楽しく活動することができました。