新たな学びのスタイルで家庭学習が進められていますが、子どもたちも端末の操作にかなり慣れてきました。

各自が自分の力でICT機器をしっかり学びの道具として活用していて、その吸収力のすばらしさに頼もしさを感じます。

リモート学習を成立させるには、機器操作ができることだけでは十分ではありません。自分で時間を管理する力、習慣が求められます。決められた時間に合わせて、自分でネットにアクセスしない限り、教師側からの発信は届かないからです。

普段学校にいるときは、休み時間に校庭で遊んでいても(本校のようにチャイムが鳴らない学校であったとしても)、誰か友達が教室に戻ればみんなもそれに気付いて、授業を時間どおり開始することができています。けれど、このリモート学習では、自分自身で時間に気付くしかありません。

もしかすると、この休業期間が、自分自身で時間を意識し、次の行動を自己管理する力を養うことにつながっているかもしれません。子どもたち自身の成長につなげるため、ご家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。