5月27日(水)、登校日。気持ちのよい青空の広がる朝でした。生徒たちは、今日も落ちついて、40分×3コマの学習を行いました。本日は、自転車通学の生徒たちといっしょに、自転車に乗って下校してみました。同じ町内の生徒同士が集団で、道路の左側を一列で安全に下校していました。生徒たちは、地域の人たちにも気持ちのよい挨拶ができていて、大変うれしく感じました。また、そばの畑や新緑など、すばらしい自然に触れることができました。

 先生たちは午後、会議の後、心肺蘇生法の研修を実施し、その後、プール掃除を行いました。(今年度は、水泳の授業は実施しませんが、プールのメンテナンスのため掃除をしました)

 

 

 

 

 

  

 今日は、K先生からのメッセージです。

 皆さんは新聞を読んでいますか?私のお薦めの学習法は、新聞のコラムを読んで、その内容について自分なりに考えたり、表現を参考にしたりすることです。コラムとは、新聞1面の下の方にある、例えば「天声人語(朝日新聞)」「編集手帳(読売新聞)」「余録(毎日新聞)」「雷鳴抄(下野新聞)」などです。私は毎朝「編集手帳」を読んでいます。分量的にも文章の堅さ柔らかさもいい案配です。今まで知らなかった表現に出会いボキャブラリーやネタを広げることもできますし(メモできればさらに効果的です。)、要点を捉えるのも間違いなく学力向上につながります。少しくだけた、気の利いた文章を書けるようになりたいという人にもお薦めです。

 書籍で読解力や表現力の向上に直結しやすいと考えているのが、新書やエッセイの類いです。これらの多くは章立てされていますので、全体や目次をさっと見通して、読みやすそうなところから読んでいけばよいのです。最近読んだものの中から2冊を紹介します。

☆「友だち幻想(菅野仁著 ちくまプリマ-新書)」

「みんな仲良く」という重圧に悩んでいる人が、人と人との距離感覚を磨いて、上手につながりを築けるようになるための本です。今春、佐野東高校の特色選抜入試では、小論文の課題文になりました。

☆「大河の一滴(五木寛之著 幻冬舎文庫)」

以前からかなり有名な本ですが、コロナ受難の今、再び注目されています。「人生は苦しみと絶望の連続である(引用)」逆説的ですが、あえてマイナス思考から出発することが、日常のちょっとしたことをプラスに感じさせる、と著者は説きます。今だからこそ、しっくりと心に迫る1冊です。

来週からいよいよ学校再開となります。皆さんとたくさんの本を通して語り合えるのを楽しみにしています。K

 

6月1日(月)からの学校再開が、いよいよ来週となりました。いろいろな準備を少しずつすませて、6月を迎えられるようにしましょう。保護者の皆様、長かった休業期間、御家庭でのお子様の養育など、大変お疲れ様でした。6月からの日程や部活動などに関して、本日2つの通知を配布しましたので、御確認ください。御不明な点は、学校までお問い合わせください。生徒の皆さん、次の登校日は、29日(金)ですね。 U