6月4日(木)、今日は6時間授業でした。国語、理科、社会の授業を参観しました。どのクラスも落ち着いた雰囲気で授業に取り組めていました。昼休みもそれぞれ思い思いの過ごし方をしていました。その後、今年度初めての生徒会各種委員会がありました。それぞれ、今年度の組織作りや活動計画の作成などを行いました。次に5分間のウォーキングを行い、続いて、こちらも学校再開後初めてとなる部活動がありました。はじめに、それぞれミーティングを行い、身体を慣らすための運動などを行いました。生徒たちは、とてもいい表情で、久しぶりの部活動を楽しんでいました。

 

  

  

 

 

 

 

 

  本日は、昨日6月3日(水)に行われた全校朝会での校長講話の内容を掲載します。

 まず一つ目。本校が一番大切にしていることは何だと思いますか?(考えてもらう)命です。命を大切にする、ということをお願いします。自分の命はもちろん、回りの人の命を大切にしてください。休業中、みなさんは、それぞれ命について考えたことと思います。4月の8日、9日の時に、3月の休校の間、どんなことを考えていたか、作文に書いてもらいましたが、「命」について、改めて考えてくれた人がいました。そして最近は、コロナウイルスに対しては、「撲滅」より「コロナとの共存、コロナと共に生きる」というように、社会の考え方も変わりつつあります。自分の命を守るため、回りの人たちの命も守るため、「新しい生活様式」うがい、手洗い、マスクの着用、ソーシャルディスタンスなど、これからもしっかりお願いします。また、まだ慣れない学校生活で、みな不安です。どんな小さなことでもいいですから、心配ごとがあったり、誰かが困っていたりしたら、友達に相談したり、先生たちに相談したりしてください。

 次に、二つ目です。この字 「恕」 なんて読むかわかる人はいますか?(考えてもらう)  怒る(おこる) 怒る(いかる) に似ていますが 又のところが口です。「じょ」と読みます。意味は、『思いやり』です。もう少し詳しく説明すると「自分がしてほしくないことを、人にしない。言われて嫌なことを人に言わない」逆に「自分がされたり、言われたりして、うれしいことを、人にする」というものです。これは、皆さんが、いっしょに学校生活を送る上で、とても大切な基準になります。自分の言動で、誰かを傷つけていないか?自分がそれを言われたり、されたりして、うれしいのか?悲しい思いをするのか? ぜひ考えながら、生活してください。そうすることによって、更によりよい学校生活が送れるはずです。以上、今日は命について、恕についてお話ししました。

 

 さあ、明日は金曜日。そして、7時間授業。明日も、気をつけて、登校してくださいね。U