7月20日(月)、昨日、今日と久しぶりに太陽の恵みを感じることができました。今日も3つの授業を参観しました。1年生の社会は、地理分野から歴史分野に変わって2時間目。歴史の大きな流れを確認していました。2年生は国語。「調べて考えたことを伝えよう」というところで、レポートのテーマを決めていました。3年生は、家庭科。「幼児の生活と遊びを知ろう」というところで、幼児はどのような生活をしているのか、自分たちの生活を振り返り、視聴覚教材を視聴し確認しました。給食は、肉野菜いために、エビボールスープ、冷凍みかんなど。野菜いために欠かせない「もやし」は、野菜の仲間ですが、畑ではなく工場で作られています。栄養がないと勘違いされがちですが、実はビタミンCやB群、たんぱく質、ミネラルなどが含まれています。今日、1年生は「牧歌舞伎」に関する学習をしました。本校には、地域の人たちと築き上げてきた取組として「牧歌舞伎」があります。この牧歌舞伎の歴史は、江戸時代の天保年間(1830年代、今からおよそ200年前)に、江戸の名歌舞伎役者「三代目 関三十郎(せき さんじゅうろう)」が旅公演の折、牧の地において、地域の若者衆に伝え、その後、代々伝承され、昭和52年(1977年 今から43年前)には、「栃木県無形民俗文化財」の指定を受けることとなりました。本校と牧歌舞伎との出会いは、平成9年(1997年 今から23年前)に地域のイベントに常盤中学校として、地元で伝承されている「牧歌舞伎」で参加することから始まりました。これは同時に、牧歌舞伎保存会の課題でもあった後継者育成事業と合致し、常盤中学校による歌舞伎への取組がスタートしました。例年ならば、この7月から8月にかけて、本校の1年生は、牧歌舞伎を保存会の方々から御指導いただき、原人祭りでの舞台発表公演を行うはずでした。しかし今年は、このコロナの影響で、原人祭りが中止となり、牧歌舞伎を直接御指導いただくことはなくなりましたが、これまでの取組や歴史などのお話をうかがう機会を設けました。そこで、本日は、保存会の飯塚先生、中村先生にお越しいただき、御講話をいただきました。豊富な資料や映像資料などをもとに、歌舞伎の歴史や、保存会の結成とその取組など、うかがうことができました。現在の計画としては、現1年生は、来年度入学する新1年生たちといっしょに御指導をいただき、原人祭りなどで発表する予定です。今後も、学校と地域が連携し、一体となって、この伝統文化を継承するという誇りある取組をすすめていきます。飯塚先生、中村先生、お忙しいところ、本校生のためにありがとうございました。熱中症に気をつけながら、放課後の部活動もがんばっています。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 7月20日、1969年(昭和44年)のこの日、アポロ11号が月面の「静かの海」に着陸し、人類が初めて月面に降り立ちました。(日本時間では7月21日早朝)。アームストロング船長は「この一歩は小さいが、人類にとっては大きな飛躍である」とのメッセージを地球に送りました。私たちも、牧歌舞伎の取組を一歩ずつ、その歩みをすすめていきます。また本日は、葛生ライオンズクラブの菊地会長様がお見えになり、6月30日(火)にこのホームページでも紹介した「薬物乱用防止標語」の記念品をお持ちくださいました。ありがとうございました。さらに、本日からは教育相談が始まりました。保護者の皆様にはお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。明日もまた、気をつけて、登下校してください。U