11月12日(金) 今日は、1・2年生合同で「ふるさと探訪」を実施しました。地域の民話や歴史に触れ、体験する貴重な一日となりました。

まず最初に、「佐野ふるさと民話の会」から熊倉様、大竹様をお招きし、民話をうかがいました。昔の人たちが語り伝えていた、語り口調も再現され、葛生弁も取り入れてお話くださいました。「鉢の木物語」「立木地蔵」「親抱きの松」「飛ぶ鳥喜八」など、8話もの民話を聴き、その世界観に引き込まれました。

次に、来迎寺にうかがい、御住職様から御講話をいただきました。羽鶴峠と立木地蔵尊を見学し、民話の出来事が実際にあったのだと実感しました。

願成寺では、地獄絵図を拝見したり、佐野源左衛門の墓や屋敷跡を見学したりしました。

「佐野ふるさと民話の会」の熊倉様、大竹様、来迎寺の御住職様、願成寺の御住職様、本当にありがとうございました。

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

生徒たちは、身近な地域を舞台に、民話や歴史、場所を知ることで、受け継がれてきた歴史や人々の思いを感じとることができました。その一端を御紹介します。

・普段では使わない方言で「立木地蔵」や「鉢の木物語」を聴きました。内容も分かりやすく、昔の雰囲気も感じられました。

・来迎寺では、お経を初めて聞き、立木地蔵尊にも触れました。石かと思ったけれど、触ってみたら木でした。よく木で彫刻できたな、昔の彫刻が今でもきれいに残っていてすごいな、と思いました。

・来迎寺では、正座をしてお経を聞きました。初めての体験で、とても嬉しかったです。

・願成寺の地獄絵図は衝撃的でした。人々が鬼に舌を抜かれたり、鍋に入れられて食べられたり、分解されたりしていて、本当に地獄は恐ろしいなと、心に残りました。

・私の家の近くの明光寺にも火あぶりによる処刑の民話があり、驚きました。歴史をより身近に感じ、大切にしていきたいと思いました。

・古くからあるお地蔵様やお墓、絵図などを自分の目で見て、昔の人が守り抜いてきたものだと

知ると、私たちも大切にしていきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は、3年生が修学旅行から帰ってきます。元気で戻ってくるのを、みんなで待っています。