2月11日(金)、今日は建国記念の日。

1966(昭和41)年に定められた日本の祝日のひとつです。趣旨は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」です。2月11日は、初代天皇とされる神武天皇が即位した旧暦・紀元前660年1月1日を明治時代に新暦に換算した日付です。

1873(明治6)年に2月11日を日本国の建国の日とし「紀元節」という祭日に定められていましたが、第二次世界大戦後の1948(昭和23)年占領軍であるGHQの反対により廃止となりました。その後「建国記念日」として復活の動きがありつつも、「紀元節」復活に異議を唱える野党の反対にあい、9回もの法案提出・廃案を繰り返しました。

最終的には、2月11日は史実に基づいた「建国記念日」ではなく、『建国されたという事象そのものを記念する日』とし、『建国記念の日』と名称を変更することで祝日法改正案が成立しました。(今日は何の日~毎日が記念日~ から)

それでは、本校常盤中学校の成り立ちについてはご存じですか?

来年度で閉校を迎える本校の歴史について、振り返ってみましょう。

♪ はるかなる 安蘇の山脈

  青雲の 沸きたつところ

常盤中学校校歌の冒頭にあるように、東には青雲湧きたつ高原山が連なり、西には水清らかな秋山川が流れる地に常盤中学校はあります。

 本校は、昭和22年に常盤村立常盤中学校、氷室村立秋山中学校、水木中学校として、各々の小学校に併設するかたちで開設しました。昭和27年には、秋山中学校と水木中学校が統合され、水木に新校舎を建て氷室中学校が開校しました。昭和28年には、常盤中学校も、現在地に新築移転しました。

昭和46年に常盤中学校と氷室中学校が統合され、現在の常盤中学校となり、令和4年度には52年の歴史に幕を閉じ、閉校を迎えようとしています。

 生徒の皆さん、保護者・地域の皆様、今まで常盤中学校に関係した皆様の思いを集結して、記憶に残る温かい閉校を迎えたいと考えています。

 

 

では、歴史に思いを馳せながら、明日の未来を切り拓いていきたいですね。