2月20日、今日は、アレルギーの日です。

日本アレルギー協会が1955(平成7)年に制定。1966(昭和41)年のこの日、免疫学者の石坂公成・照子夫妻が、ブタクサによる花粉症の研究からアレルギーを起こす原因となる免疫グロブリンE(lgE)を発見したことを発表した。(今日は何の日 ~毎日が記念日~ から)

 

さて、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行から2年以上が経とうしています。感染症専門の医師の中には、「ウイルスとは共生が必要」、目指すべきはウイルスに打ち勝つことではなく、人的被害を最小化しつつ、ウイルスと早く共生関係に入っていくことだと主張される方もいらっしゃいます。

その主張の中で、人類と感染症の歴史に触れた部分がありました。

生態系への人間の無秩序な進出であるとか、地球温暖化による熱帯雨林の縮小、それによる野生動物の生息域の縮小によって、野生動物が本来持っていたウイルスが、人に感染するようになってきた。ウイルスが人間の社会に出てきた原因だと思います。

 

常盤中学校が立地する常盤地区は自然豊かな場所です。サル、イノシシ、シカなどの野生動物も見かけることもあります。児童生徒は、安全のために熊鈴を身に付けて登下校しています。

明け方頃に、本校校庭のテニスコートにサルたちが遊びにきているのか、時には10個以上のテニスボールが落ちていたこともありました。今年度だけで、約40個近くのテニスボールが落ちていました。生徒や地域の方々に危害をもたらすことは困りますが、常盤中学校の校庭で遊んでいるサルたちのことを想像すると、互いの共生関係を願わずにはいられません。

今週は、水曜日が祝日です。明日は、元気に登校しましょう。